2020.07.01
新年度は、ここ名古屋観光ホテルで例会がスタートします。
今年は、我が国のロータリー100周年に当たり、いずれにしても節目の年には違いありませんが、我が名古屋東ロータリークラブにおきましても、長年、慣れ親しんできた名古屋キャッスルホテルから、本日より、名古屋観光ホテルに例会場を移すことになりました。さらに例の新型コロナ禍の問題もあり、まさに変化の年の始まり、この一年は、否応なく、変化に対応していかざるを得ない一年となりそうです。
ところで、今年度RI会長ホルガー・クナークさんのテーマは、
「ROTARY OPENS OPPORTUNITIES」:ロータリーは機会の扉を開く」
そのサブテーマは、「変化の時代に革命的になるべし!」という挑戦的なものです。
また、2760地区、岡部 務ガバナーの地区方針は、「行動するロータリアン! 世界で何かよいことをしよう、TOGETHER!」(ロータリークラブの奉仕が、世界の平和につながってゆきます)そして、地区ビジョンは、「RIテーマをよく理解した上で、活力のある、個性に満ちた、多様性のあるクラブが活躍できる場所・場面を提案・支援していく」というものです。
そこで、今年度の我がクラブの方針でありますが、
「新しいロータリーライフへの挑戦!しなやかに ウイズコロナ」と致します。
残念ながら、新型コロナウイルスは、現在やや小康状態を保っているとはいえ、いつ何時、第2波の感染爆発が起きるかもしれず、その意味で、「ウイズコロナ」は、この一年ずっと念頭に置いておく必要がありそうです。本日の会場設営においても、関係者の皆様のご努力で、いわゆる「ソーシャル・デイスタンス」を、できるだけ確保するという方向で、広くゆったりとしたテーブル・レイアウトになっているようで、改めて感謝申し上げたいと思います。
ただし、「新しい日常」といい、「ニュー・ノーマル」といい、一見、耳障りのいい響きではありますが、その実態は、まさに、面倒で憂鬱なことだらけといっても過言ではありません。マスクの励行、三蜜をさけて、ソーシャル・デイスタンス云々と、集まって楽しむべき人間本来の感性とは真逆の行動様式ばかりが、推奨されているのが現実です。
そこで、あえて、「しなやかに!」というサブテーマを掲げたいと思います。英語表記で、RESILIENCE(レジリエンス)、白黒の決着をつけるのではなく、しぶとく粘って生き延びていくイメージ、あるいは、不本意ながら、今できる次善の策を模索して、チャンスを待つというイメージでしょうか。
ところで、私見ながら、ロータリー活動の本質は、内なるクラブ奉仕と、外に向けた諸々の奉仕活動に大別され、どちらも大切な車の両輪には違いありませんが、特に現在のような、非常時に近い状態においては、我が東ロータリークラブ伝統の、クラブ内の親睦と結束がより重要になってくると思っています。
そこで、今年度の最重要テーマとして、
「変化の時代の只中で、ロータリーライフの本質をみつめなおし、あらゆる機会をとらえて、親睦ファーストを実践し、ロータリーライフの新しい日常にむけて、みんなで挑戦していくこと」と致します。
以下、具体的な重点目標を、次の5項目と致します。
① オンライン例会方式等の導入を積極的に検討していく。
② 「災害等緊急時対応マニュアル」の策定に向けて、具体的に検討していく。
③ インド・プネーの「明日の会」への活動支援や、地区補助金を活用した、
「ルー ム・トウ・リード」の活動支援等の国際奉仕活動を継続していく。
④ 「環境」をテーマに、新たなローターアクトとの連携及び支援を検討 していく。
⑤ 地区主催の「桜の回廊プロジェクト」を、積極的に協力支援していく。
尚、各項目それぞれの、進捗状況につきましては、今後、機会をとらえて、逐次 ご紹介させていただきます。
今年度は、新型コロナ禍のために、様々な活動に対して、予期せぬ制約が課せられそうな気配ですが、柔軟にしなやかに、皆様とご一緒に、まさに「TOGETHER!」で、知恵を出し合って、この難局を乗り切っていきたいと思っています。一年間、どうぞよろしくお願い致します。