今、名古屋ボストン美術館で、
ゴーギャン展が開催されています。
畢竟の大作「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」
ももちろん名古屋に来ています。
早速久々に金山の名古屋ボストン美術館に行ってきました。
かれこれ約10年ほど前になりますが、
設計チームの一員として、
かの美術館を含む金山南ビルの建設プロジェクトに、
あしかけ5年程参画していました。
その時本国のボストン美術館を見学する機会があったのですが、
そこで数ある名作の中でも私が最も感銘を受けた作品が、
実はこのゴーギャンの作品だったのでした。
広い展示室の一番奥に、
何やらやけに大きいサイズの作品が展示されているなと思いつつ、
近づいてみて思わず作品の前で固まってしまいました。
美術の教科書で知ってはいたのですが、
こんなに大きな作品だとは思ってもいませんでしたし、
何よりほとんど予備知識なく作品に対峙したものですから、
そのインパクトは相当のものでした。
その時の記憶は今でも鮮明に覚えています。
というわけで名古屋にて、
久方ぶりに胸ときめかせて、
かの作品に再会することができて、
しばし幸せな時間をすごすことができました。