暦はいつの間にか9月ですが、
今年の夏の暑さはまさに異常で、
伝え聞くところによると、
過去100数十年の観測史上で一番の暑さとのことです。
日中の暑さはまだまだですが、
あの暑苦しいセミの鳴き声に替わって、
夜ともなると、涼しげな虫の音が、
何処からともなく聞こえてくる今日この頃です。
ところで今,政界は民主党の代表選挙の熱気で、
それこそヒートアップして夏本番の趣きです。
両雄の出馬表明までのゴタゴタはともあれ、
結果として選挙で正々堂々と戦うことになったことは、
一定の評価が出来ると思います。
どちらが勝利するにしろ、
明治以来の中央官僚機構を頂点とする、
我が国の社会経済統治システムは根本的に
構造改革を迫られていることはまちがいありません。
特に地方はまさに惨憺たる現状です。
小手先の政策対応では如何ともしがたいところにまで、
立ち至っていることは事実でしょう。
しっかりとした政策論争の上で、
我が国の将来を見据えた骨太の政策を実現していく、
強力な内閣の実現とリ-ダーシップを期待したいものです。