ここしばらく、音楽を聴くのは車中に限られています。
若い頃は自室にいっぱしのオーデイオセットを揃えて、
もっぱらジャズやフォークソングを聴いていたものでしたが、
中年以降はもっぱらクラシックです。
考えてみればテニスに夢中だった頃はジャズを、
そしてゴルフに熱中しだしてからは、
もっぱらクラシックを聴く機会が増えたような気がします。
ところで、私のお気に入りはずっとモーツアルト。
せいぜいショパンかシューベルトあたりだったのですが、
ここにきて何故か少し趣味が変わってきました。
ベルリオーズ、サンサーンス、ブルックナーと手当たり次第にきて、
やっとブラームスそして最後にまたベートヴェンにたどり着きました。
今お気に入りはベートーヴェンのピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲等です。
ベートーヴェンの交響曲は、
若い頃聞き飽きるほど聴いていて、
何故かある日を境にモーツアルト一辺倒になったのですが、
ここにきてまた先祖帰りしたようです。
ただし今は大作の交響曲ではなく、もっぱら協奏曲です。
車内の音響が良くなったせいもありますが、
運転時に音楽を聴くのが、
ここしばらくの私の楽しみのひとつです。
ところが今でも時々オスカーピターソンや、
ビルエヴァンスが無性に聴きたくなったりします。
やっぱり音楽は自分の気持ちと連動しているのかもしれません。