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悠々として急げ!快適生活の達人日記
by kaitekikukann
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睡眠のお話
2021.02.15

 コロナ禍の日常が常態化して、憂鬱な日々が続きますが、少し視点を変えて眺めてみれば、例えば日常的に外食をしなくても、毎日電車で通勤しなくても、夜な夜な錦のクラブ通いをしなくても、それなりに日々の生活は成り立っていくものだと思い始めた今日この頃です。毎日がお祭り騒ぎだったバブリーな日常はとっくの昔に終わりを告げ、人々のマスク姿に強烈な違和感を抱いたのも遠い昔ばなしで、慣れるというのは実に恐ろしい凡人の特技のようです。

 ところで本日は、睡眠のお話をさせていただきます。
若い頃は、長く眠れることが自慢でしたが、最近は寄る年波には勝てず、ご多分に漏れず夜中に起き出すこともしばしばで、ぐっすり眠ったという記憶がありません。ぐっすり眠って、荒唐無稽の夢を見る楽しみは若者の特権のひとつです。

 学生時代の私のもうひとつの特技は、試験勉強の一夜漬け、とにかく教科書や参考書を片端しから読み漁り、そのままパッと布団に潜り込む。そして翌朝目が覚めれば、頭はすっきり、前夜に詰め込んだ情報は睡眠中に脳が勝手に整理してくれているというものです。その代わりこの知識は試験が終われば,胡散霧消、あまり生産的とは言えない代物でした。当時はそれでも、仲間にはない自分だけの特技だと自画自賛していたのですが、なんと、最近の睡眠の研究成果によると、「ヒトの脳は昼間の覚醒時には外の世界からの情報集めを行い、睡眠時には情報の統合を効率よく行う状態になる」、つまり脳の仕事は夜間には記録から編集に切り替わるというのです。若い頃、自分だけの特技だと思っていたものが、あにはからんや、万人が持つヒトの能力だったという訳です。

 眠る楽しみもさることながら、当時は、起きて好きなことに熱中する楽しみもありました。かのトマス・エジソンは、「睡眠はヒトの愚かしい悪習である」として、睡眠は生産性を下げ、遊びの時間を奪う人類の敵だとみなし、いつかヒトはやがて眠らなくても済むようになると信じていたようです。

 しかし、最近の研究によれば、健康なヒトにとって、眠りに入っている時間こそが最高の幸せであり、常に夢を見ているレム睡眠は、ヒトが最も知的で洞察力に富み、創造的で自由になれる時間であり、いわば、脳の遊びの時間だというわけです。

 ひょっとすると、ヒトはなぜ眠るのかと問うのではなく、なぜ起きているのかと問うのが妥当かもしれません。そして、ヒトが起きているのは、すなわち、食べる、子孫を残す、天敵と戦うといった、生存に必要な勤めをさっさと済ませて、「ぐっすり眠って至福の時を過ごすため」だといえるかもしれないのです。


# by kaitekikukann | 2021-10-04 17:15 | 名古屋東RC会長挨拶集
ワクチン接種解禁
2021.02.22

 いよいよ、我が国でのワクチン接種がスタートしました。
 
 まずは、医療従事者が対象になりますが、引き続き、重症化のリスクが大きい65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人、高齢者施設などの従事者等と順次接種対象者が広がり、その他の一般人へのワクチン接種も、具体的なスケジュールが見えるまでになってきました。

 新型コロナ対策の最終兵器と目され、期待の大きいワクチン接種ですが、今回は、世界的にも、思いのほか早期にワクチンが開発され、順調にワクチン接種がスタートできたようです。ところで、我が国での最初のワクチンは、米国製薬大手のファイザー製ワクチンで、従来のワクチンとは仕組みの異なる、「メッセンジャーRNA型ワクチン」というものです。人類初の試みということで、一部にはワクチン接種の副反応や思いもよらぬ医療事故を心配する向きもありましたが、今のところ、世界的に見ても着実に接種の実績を重ねているようで、誠に心強い限りです。

 それにしても、まずは最初に、今回の新型ワクチン接種を受けられる医療関係者の皆様方には、今更ながら頭が下がる思いです。そして、経過観察のための「体調観察日誌」が義務化されていると聞き及ぶにつけ、新型ワクチンの治験不足を補うべく、自ら進んで、ほとんど人体実験のようなものに参加してくれている事実に思い至って、まことに感謝と尊敬しかありません。

 軽めの花粉症と若干のアレルギー症状のあるわが身としては、少し様子見をしてから、ワクチン接種に参加しようかとも思っていましたが、医療関係者の先行事例で安全性を確認させていただけそうなので、本当にありがたい限りです。

 今では、4月以降と喧伝されている高齢者向けのワクチン接種を今か今かと、まちわびている次第です。ただし、年寄りの心配事は尽きることがなく、今回のワクチン接種でも、間髪を入れずに迅速に行わなければ、悪名高き新型コロナウイルスのことですから、時間の経過とともに、遺伝子変異を重ねて、ワクチンの効能を無効にしかねない変異種を生み出さないかと心配しています。

 いずれにしても、我々人類は、新型コロナウイルスに対する有効な手段を、やっとひとつ手に入れたことになります。アフターコロナは、以前の慣れ親しんだ日常には戻れないかもしれませんが、少なくとも、現在の異常な日常からは、早く脱出したいものです。今回のワクチン接種がその契機となることを祈っています。                         


# by kaitekikukann | 2021-10-04 17:14 | 名古屋東RC会長挨拶集
八勝館は春の夜間例会
2021.03.08

 ようやくにして、国の緊急事態宣言が解除され、今宵は、昨年の暮れ以来、
約2か月半ぶり、久方ぶりに皆様と会食する機会をいただき、少々気持ちが高ぶっております。今宵は、まさにロータリアン冥利につきる八勝館での夜間例会となりました。そして、このコロナ禍の中、細心の注意を払って、お酒もありのこのような宴席をご用意いただきましたこと、女将をはじめとする関係者の皆様方に、まずもって感謝申し上げたいと思います。

 さて、本日は始めに、先日天寿を全うされました鋤納先生につきまして、僭越ながら一言触れさせていただきます。鋤納先生には建築の世界で、直接薫陶をいただいたわけではありませんでしたが、我々建築設計界隈において、先生はまさに雲の上の存在でありました。そして晩年の一時期、ここ名古屋東RCにおいて、ロータリーの仲間として気軽にお付き合いをいただいたことは、何物にも代えがたい思い出になりました。謹んで鋤納先生のご冥福をお祈り申し上げます。

 ところで、ようやく春めいてきた今日この頃、各地で梅まつりや菜の花だよりが聞こえてまいりました。例年、近場の天白区にある、名古屋市農業試験所のしだれ梅まつりを楽しみにしていますが、今年も現在ほぼ満開に近く、しだれ梅まつりが好評開催中でありまして、先週末にはさっそく覗いてまいりました。当日はあいにくの曇り空ではありましたが、それはそれでまた一興でした。

 梅の花といえば、平安京の昔から、我が国の春の花の代名詞でした。多くの歌人が折に触れ詠んでおりますが、最近の話題で言えば、令和の年号の元歌とされる、万葉集の序文、大伴旅人の「初春の令月にして、気よく風和らぎ、梅は鏡前の粉をひらき、蘭ははい後の香を薫らす」がつとに有名です。してみると、令和という年号は、誠に由緒正しい素晴らしい年号だと思い知るのですが、現在、我が国がこうして突然のコロナ禍に見舞われて右往左往しているというのも、何だか皮肉なめぐりあわせというしかありません。

 ところで、本日は、春のIDM=インフォーマル・デイスカッション・ミーテイングです。IDMは文字通り、ざっくばらんに本音の話し合いをしていただく場でありますが、今宵は是非とも喫緊の課題として「会員増強」の話題を取り上げていただければと思っております。

 実は、厳然たる事実として、現時点の我が東RCの会員数は、きっかり80名であります。すべてをコロナ禍のせいにするわけでもありませんが、ここにきて徐々に減少傾向が続いており、この数字には、大いに危機感を持たざるを得ません。ロータリー活動は結局のところ、みんなで集まって会食してなんぼの世界だということかもしれませんし、まさにこれこそが、我名古屋東RCが守り育ててきた伝統に違いないのですが、ウィズ・コロナの現在、ここは、是非とも皆様のお知恵を拝借させていただきたく思う次第であります。

 何はともあれ、今宵は久方ぶりの会食の機会です。ごゆるりとおくつろぎいただき、楽しんでいただければ幸いです。                 

# by kaitekikukann | 2021-10-04 17:14 | 名古屋東RC会長挨拶集
ゴルフ雑感
2021.03.15

 先週の八勝館での夜間例会では、会場のあちらこちらで、「お久しぶりです」という声が聞かれて、何だか同窓会のような不思議な気分を味わいましたが、本日は改めて「お久しぶり」といいたくなるような、いつものホテルでの、いつもの昼食例会が再開されまして、ロータリーの日常が戻ってきたようで何だかほっとした気分であります。

 ようやく春めいてきた今日この頃、各地で梅まつりや菜の花だよりが聞こえてまいりました。今年はまた桜の開花が早まりそうで、我ながら、陽気に誘われてついつい自粛モードを忘れてしまいそうですが、ここは今一度、昨年の反省も含めて、しっかり気を引き締めなければと思っています。

 ところで、昨日は、昨年の秋以来延び延びになっておりました2760地区の「地区大会」がどうにか無事開催されました。セントレアのお隣の広大な敷地に建つ、新設なった「愛知県国際展示場」がその会場でした。オンラインでの参加も可能な、今風の趣向を凝らした、ハイブリッドな大会を目指したとのことでした。記念講演は、今やTV等で人気の東国原前宮崎県知事、我々の世代では、たけし軍団の「そのまんま東」という芸名の方が、通りがよさそうですが、さすがに話が面白くて、聴衆を飽きさせないその話芸は、一級品でした。

 さて、最近でこそ囲碁の魅力にどっぷりとはまって、暇な時間は囲碁の解説本をよむのが楽しみになっている私ですが、以前の私の唯一の楽しみはといえば、それは下手の横好きを地で行く「ゴルフ」でした。東RCにはゴルフの達人級の皆様が大勢いらっしゃるので、私ごときがゴルフの話題を取り上げることに、いささか抵抗があるのですが、そこは、いわゆる「ロータリーの寛容の精神」でもって、ご容赦願いたいと思います。

 私がゴルフを始めたのは、かなり遅くて、ちょうど満40才頃のこと、世間はバブル絶頂の頃でした。たまたま、クラブハウスの設計の仕事の担当となり、ゴルフとの付き合いが始まりました。但し、最初に手ほどきを受けたのは、当時れっきとしたツアープロであった、鈴村照男さんでありまして、そこは少し自慢できるところかもしれませんが、後年鈴村さんから、ことある毎に「おれが教えたなかで、後にも先にもシングルになっていないのは、岡本君だけだぞ、」と揶揄され続けて今日に至っています。今思えば何度かそのチャンスがあったはずなのですが、そのうちそのうちと思っている間に、いかんともしがたい年齢を迎えてしまいました。かくなる上は,生涯の目標として、「エイジシューター」になることを夢見る今日この頃です。

 ところで、鈴村さんとのおつきあいの中で、一つ感銘を受けたことがあります。どんな分野においても、一流といわれる人の感性は一般人とは少し違うようです。クラブハウスのメイン階段を設計している時のことでした。ふと、「皆さんは、階段の上り下りをどんな風にしていますか」と問いかけられたのです。それまであまり深く考えてこなかったので、不意打ちをくらいました。さっそく朝晩の通勤に利用している地下鉄の階段の上り下りを観察することにしました。

 普通の人はたいてい、つま先立ちで上り下りしていることを発見しましたが、プロは身体が資本なので、日常生活においても万全の注意をはらって、かかとまでしっかり階段の踏面をつかまえることを心掛けているとのこと、一流人ならではの、心遣いというべきでしょう。          


# by kaitekikukann | 2021-10-04 17:13 | 名古屋東RC会長挨拶集
東山植物園での春季夜間例会
2021.03.30

 ようやく春めいてきたと思いきや、今年は桜の開花が思いのほか早くて、早くも各地で満開の便りが聞こえてくる今日この頃です。

 先程、一足早く園にまいりまして、さっそく園内を散策させていただきましたが、
こちらの東山植物園も、見事に満開の桜でお迎えしてくれました。新芽のもえぎ色も鮮やかに、全山早くも若芽のエネルギーがほとばしる新緑の季節に突入したかのような佇まいでありました。秋の紅葉ももちろん見事なものですが、今の時期の淡い緑の饗宴も、それは見事なものです。個人的には、若い頃はもちろん、年老いた現在に至るまで、どちらかといえば、この新緑の山々の方が、より魅力的で心に響いてくる自分がいます。
 
 さて本日は、冒頭で黙とうさせていただきましたが、当クラブのチャーターメンバーの一人であり、長年にわたりクラブに多大の貢献をしていただきました、尾関様が先日、満97歳にて他界されました。改めて、謹んで尾関様のご冥福をお祈り申し上げます。

 ところで本日は、春季の会員・ご夫人懇親会であります。
 本日は、東山植物園の谷口園長をゲストとしてお迎えしております。今年の五月には、秋篠宮殿下をお迎えしての桜の回廊のイベントも予定されております。何かとお世話になりますが、今夜はどうぞ、御ゆるりとお寛ぎいただければと存じます。
 相変わらずのコロナ禍でありますが、今夜は、それでもこうして満開の桜の下での懇親会ということで、うきうきとした晴れやかな気分を存分に楽しんでいただきたいと思っています。

 このあとは、佐治委員長、杉山委員をはじめとする親睦活動委員会の面々による、楽しい企画が盛りだくさんのようですから、早々に例会を切り上げまして、懇親会の方にバトンをお渡ししたいと思います。お後がよろしいようで、それでは、親睦活動委員会の皆様よろしくお願い致します。


# by kaitekikukann | 2021-10-04 17:12 | 名古屋東RC会長挨拶集
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